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見えない矯正とは、どんな矯正治療?分かりやすく解説します。

矯正治療
2016年12月25日

歯並びでのことで悩みを持ち矯正を考えている方も多いと思います。矯正治療では、歯に矯正装置を装着し、時間をかけて歯を適切な場所に移動させるのですが、その装置が目立ってしまうのが嫌でなかなか、矯正治療を始められないというお悩みを持たれる方も多いのではないでしょうか?

今回は、矯正装置が目立たないタイプの矯正治療の最前線である『見えない矯正(リンガル矯正)』とはどういったものなのか、分かりやすくお伝えできればと思います。

見えない矯正治療とは?

見えない矯正治療とは、リンガル矯正とも言われ目立たないタイプの矯正装置を使った治療のことを指します。目立たないタイプの矯正装置には、歯の裏側に装着する、舌側矯正装置と、透明なプラスチックを使ったマウスピースタイプの矯正装置が一般的に見えない矯正での装置になります。ではそれぞれの装置の特徴などについて見ていきましょう。

舌側矯正装置について

見えない舌側矯正装置

写真のように舌側矯正装置(ぜっそくきょうせいそうち)は、その名の通り、舌側の歯に矯正装置を装着するタイプです。歯の裏側に装置を取り付けることで、普段の会話程度であれば装置はまず見えません。装置のメーカーも、いくつかあるのですが、当クリニックでは、目立ちにくいコンパクトタイプで、装着感の良いものを使用しています。完全に違和感がなくなるわけではないのですが、昔の装置に比べて格段に装着感が改善されています。治療時にお口を開けて装置を取り付けますが、取り付け方法も工夫されており装置に取り付けに掛かる時間も短縮されます。

舌側矯正での治療期間は、表側からの矯正治療に比べて治療期間が長くかかってしまうと言われておりますが、当クリニックは舌側矯正の専門技術と表側の矯正の治療期間は、同じ期間で治療することができます。詳細に関しては、当クリニックの治療内容のページをご覧ください。(参照:裏側矯正の治療について

舌側矯正のデメリットとして、この治療方法が世の中に普及し始めて10数年程度といわれており、一般的な歯の表側から矯正を行う治療に比べて、舌側矯正の経験が豊富な矯正歯科医が少ないのが現状です。矯正治療は、歯の動きや歯根の状態を見ながら、臨機応変に対応する技術が要求されます。表側矯正は、経験豊富な矯正歯科医でも、舌側矯正の症例が少ない場合は、最終的な仕上がりまで時間がかかってしまったり仕上がりの美しさに差が出てしまうことがあるかもしれません。

マウスピースタイプの矯正装置

見えないマウスピース矯正装置
マウスピースタイプの矯正装置は、アライナーと呼ばれる透明のマウスピースをオーダーメイドし、定期的にバージョンをアップし歯を動かしていく矯正方法です。1日20時間以上装着する必要がありますが、食事の時は自分でとりはずせます。

一見、手軽な治療のイメージですが、矯正にかかる時間がかかってしまったりするので、当クリニックでは、歯の根本がしっかりしている患者様やほぼ治療が終わった患者様の後戻り防止用に使用しています。

見えない矯正は専門のクリニックで

舌側矯正装置やマウスピース矯正装置が普及し、見えない矯正を取り扱っている矯正クリニックも徐々に増えています。ただ、適切な治療方針で進めませんと、酷い歯茎の痛みや、思ったような歯の矯正移動ができず、治療期間が長引いてしまい治療費が高くなってしまうということがあります。(当クリニックは、追加料金が掛からないトータルフィーとなっています。)では、見えない矯正を行うために、どんなクリニックを選べばいいのか?選び方のコツを紹介します。

治療方針が分かりやすい先生に診てもらう

歯の生え方によっても、治療方針が異なります。治療の説明が分かりやすい先生を選びましょう。矯正治療は、毎月1度の診察で1年以上かかる治療ですので、自分にあった先生を選ぶのがいいでしょう。

専門性の矯正歯科医に診てもらう

見えない矯正は、比較的に最近の治療分野です。見えない矯正を得意とする矯正専門医は、まだまだ数が少ないのが現状です。見えない矯正の認定資格の一つである、日本舌側矯正歯科学会の資格を保有している専門医であれば、治療技術には問題は無いと思います。
ただ、この日本舌側歯科学会の認定資格を持っている矯正歯科医が理想なのですが、まだまだ絶対数が少ないので、近くに専門的なクリニックも少ないケースがほとんどかもしれません。その場合は、一般歯科や大手の歯科クリニックではなく、経験のある矯正歯科の専門クリニックを選ぶほうが望ましいです。

見えない矯正のメリット

装置が見えにくい

見えない矯正の特徴として、装置が見えにくいというのが最大のメリットといえます。自分の顔の印象は、ちょっと変わっただけでも、大きく違和感を感じてしまうものです。男女年齢問わず、できれば自分の顔の印象を大きく変えたくないですよね。目立たない装置で、治療を進めることで、普段通りの印象で生活することができます。

仕上がりが美しい

舌側矯正は、単純に目立たない矯正装置というメリット以外に、歯の裏側に装置を付けることで、表側矯正では、稀に歯の表側の表面に痛みが生じ、着色が残ってしまったということもあります。そういった、万が一のトラブルでも、歯の裏側では目立ちにくく済みます。治療中も歯の表面も、歯ブラシが、しっかりできるということでも、歯の表面も手入れしやすく、治療が完了し装置を外したときの、歯の表面の状態がよく、仕上がりが美しいといったメリットがあります。

最後に

見えない矯正は、歯並びを直したけど目立つ矯正装置を付けたくないという悩みを解決してくれる最善の方法です。担当させていただきました多くの患者様も、歯並びが治ってくるほど性格も明るくなっていくように感じます。

 

歯並びや噛み合わせでお悩みの方は一度ご連絡ください。初回の相談は無料です。

とよまき矯正歯科  03−5447−3939  http://toyo-ddc.com

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